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第5回:WHATSMAN

WHATSMAN@NNN。

NNNの中では、
俺が一番「まっとうな道」を進んできた。
まあ、世間で言うところのって意味。
よくもわるくも。
AUやROOTSなどは、頭がクソ悪いので、
大学を何年もダブったりしている。
AUは7年くらい大学に行った。
あの男は頭が小さいので、
脳みそが少ないのだろう。

で仕事について。
当然おれもAUと同じく、
「仕事がくそ好かん」ってが、大前提。
最近は、毎朝思う。「休みたい」。
なぜなら、眠い。
俺は低血圧。
だが、足の裏がいつも熱い。
足の裏が熱い人は、
高血圧か、糖尿病らしい@やはぎ情報
俺は低血圧なので、
糖尿病もしくは予備軍なのだろう。
やはりコーラを飲み過ぎたか。

話を戻そう。
俺の場合はAUとちがって、
根っこの部分がまじめなんで、
ブッチとかはしない。
今思えば、「まじめなことは悪癖」(@アカギ)かもしれん。
ある程度は、適当にした方がいい気がしている。
まだ、人生の折り返し地点にも来てないので、
なんともいえんが。

俺的には1年浪人したため、
23歳で、大学を卒業。
その後、SE(実際はプログラマー)系の
それなりの大手企業に入社。
面接では、得意の即興 aka 嘘をボコだし。
内定を勝ち取った。
採用試験では、面接がクソ肝。
特に民間企業ではそこが重要なポイントだ。

ちょっと面接について触れると、
面接官にもよると思うが、
モノスゲー知識がある場合はのぞいて、
そこまで専門知識を求めてられない。
俺の場合は文系なので、
理系の面々とは違うかもしれんが。
専門知識なんて知らなくて当然だし、
いらん知恵をもってこられても、
現場では使えないことがおおいからだと思う。
では、なにを見るか。
結局、そいつの人柄だろう。
「こいつと同じ職場ではたらきたいか」(@面接官胸中)
ってところ。
頭がよくても、
マイナスのオーラを出してたり、
知ったかぶった気取りのオーラを
だしてたりする奴とは
誰だって働きたくねえ。
つまり、いかに良いバイブスを出しているかが鍵。

身内でほめるのもなんだが、
AUはいいバイブスを持っている。
また地元の446なども、
この辺の雰囲気を出すのがクソうまい。
446は実際の面接でも、
「おまえはツラ魂がええ」
などと訳の分からんほめ方をされた経験があるだけはある。
で、その面接はどうなったかというと、
「やる気になったら来い」
という、これまた訳の分からん言葉とともに不採用。
あれは本物にちがいない。

面接の王道マイメンSRなどは、
クソスゲーウソをボコボコに出す。
学生時代は、野球教室をひらいて、
おじいちゃんたちに野球を教えていたとか。
「小学校のころ剣道をしていた」と行った際に
「なぜ剣道をしてたのか」と聞かれ
「正座のできる日本人になりたかった」
と行けしゃーしゃーで答えるSKILL。
ウソがわき出る。恐ろしい男。

俺の経験で言えば、
面接官がにやりとしたり、
大笑いしたりしたときなどは、
確実に合格した。
しかもクソ気に入られる。
二次面接免除で、三次面接なんかもあった。
が、当然最初はうまくいかない。
しかし、なれてくると、
「こう言ったら、こう来る」
みたいなのが徐々につかめてくる。
ってことで、最後の辺に受けた企業は全勝。
まあ、たいした企業を受けてないってのもあるが。

で、企業に入社。
SEって職種。
簡単に言えば、プログラマー。
っていっても、ゲームとかじゃなくて、
会社のシステムとかその他もろもろを作る奴。
俺的には全くといっていいほど知識はなかった。
PCも当然持ってない。
「いやぁぁぁ。
全くパソコンのこととか分かりませんよ。
あはははっ。
僕は営業でどうっすかねえ」(@W)
「教えるから大丈夫だって。できるできる」(@企業の人)
ってことで、営業ではなく、SEで採用。
4月から、研修@東京がスタート。
同期入社が300人くらいいた。
後で知ったが、離職率の高い会社のようだ。
まあ、それはそれ。俺はやるだけ。
で、研修。
そこで、おれは右クリックや強制終了をはじめて知るレベル。
このレベルはさすがに俺ぐらい。
やはり予備知識は多少は必要ってことを実感。
ほかの奴に聞くと、
入社前にパソコン学校に行ったそうだ。
まあ、実際の仕事には、
一般的なパソコン技術はまるで必要ないが。
下準備ってのはどこジャンルでも必要だ。
当然の話だが。

デフレクとは離れるかもしれんが、
研修生活について、ちょっと書く。
研修は4ヶ月。寮生活。
周りを見渡しても、
クソまじめそうな、メガネをかけた奴が大半。
あと意地でおしゃれをしとる感じの奴が、チョコチョコ。
B-BOYなんて、皆無。
当然話も合うわけがねえ。
今思えば、そのころは俺も若いせいか、
へんなプライドがあったのかもしれん。
周りの奴を舐めていた。
また舐められたらいかん、みたいなのもあった。
余裕がなかったのだろう。
余裕ってのがクソ重要。
これはラップも同じ。
余裕のないラップはきいとれん。
俺的には、舐めること自体は全く問題ないのだが、
「それを悟られたら、アウツ」
という結論をだしている。
AUやSRなどは、完全に人を舐めているが、
それを悟らせないSKILLを持っている。

研修の内容は、どうでもいいものばかり。
人のつながりを作る場所ってところか。

なんやかんやで、研修が終わり、配属。
俺はなんかしらんが福岡へバッカゲン。
まあ、出身大学が福岡にあったからってところだろう。
で、俺の職場。
ファクスを作る工場へ出向。

海外向けのファクスを作る工場だった。
ファクスの機能をつかさどるプログラムの作成する
と聞いていったが、
ここでの仕事はクソひでえ。
いきなり行っても、
なんもできんのはわかっていたが、
やった作業はバグさがし。
「Wくん、このファックスで、
A4用紙を300枚送信してみて」(@上司)
一日中そんな仕事。
「32、64、128、256とかが、
ポイントやけんね」(@上司)
まじでやっとれん。
確かに、2進数やろうから、
その辺がヤバイのはわかるけど、
バイトのおばさんにしてもらえ、とは思った。
とにかく、ファクスの紙を流す。

先日、ドラクエの製作風景をテレビで見たが
バグ探しのおばさんが
「ホイミを連続で500回やっています」
とか言っていた。
スゲー仕事だ。

とにかく、俺はと言えば、
もくもくとファクスを流すだけ。
50枚目で紙が詰まったりして、
また振り出しにもどったりする。
クソ恐ろしい。
あんまり腹が立つので、
ファクスの受話器だけを
意味なく家に持って帰ったりしてた。
で、マイメンなどに
「おまえにプレゼントがある」
と、受話器だけを渡してニヤリ。

で、海外向けファクスってことで、
文字がポルトガル語やスペイン語だったりする。
まったくわからん。
ヌメロ ウノとか出てくる。
マスターキーが言いよるあれか。
とか思って、クソがッってなるだけ。

で、ある程度すると俺にもプログラムが回ってきた。
が、この上司。
分からんところがあって聞きに行くと
「ああ、それね。
あとで俺がやっとくけん、おいとって」(@上司)
のパンチライン。

返しは決まってこれ。
そのため俺は技術屋として、まるで成長せんかった。
訳がわからんまま。
この上司、クソ優しい人だが正直、部下が育たん。
部下にやらしてみるってのは、
出向先などでは、結構難しいかもしれんが、
それがないと育たんよ、まじで。

今現在、俺は職場というか同じ課では、
一番若いので、部下というか後輩さえおらんが、
下の者への接し方というのが、
この先、最重要課題となってくるだろう。
「いい人」ってだけでは、部下は育たん。
いかに下の者のモチベーションをあげさすか。
リーダーシップ論などについて、
誰かがあげてくれると俺も読みたい。
ヨロシク>講師の方々

当時は、とにかく暇。
また、俺もまだ若いため、
おだてのスキルも持ってねえ。
淡々と作業して、淡々と家に帰るの繰り返し。
簡単に言えば、
コミュニケーション能力がなかった。

コミュニケーション能力ってクソ重要。
これは天賦のモノかもしれんが、
いくらでもこのSKILLは磨けばあがっていくもの。
おれはこのスキルこそ、社会でやっていく上で
最も重要ではないか、と思う。
が、これは技術でも十分補える。
おれはそのタイプ。
苦痛のときもあるが、あとは意地一つでオダテ。

話を戻そう。
ひとり一台PCがあるから、
とにかくネット三昧@仕事中。
仕事中に全然知らないヤツと、
チャットで大げんかしたり。
これはこれでニヤニヤ。
が、「ここまではまずい」的な感覚は常にあった。
精神的に結構厳しかった。
かなり、現実逃避的だった気がする。
で、2年目の「7の月」(@ノストラ)に退社。
ちなみに、俺のあと釜ってことで、
同職場に来た同期の奴も
半年後に退社したらしい。
ってことで、この上司は技術屋としては
かなりいいSKILLをもっていたが、
上司としては、ダメなタイプなんだろう。

で、次に行くのが現職場なのだが、
その前にここまでを振り返ってみる。
どこが失敗だったか。

まず、なぜこの仕事を選んだか。
正直なところ、理由はない。
単に一部上場企業ってだけ。
職種もなんも関係ねえ(@ルー)。
肩書きで選んだ。
AUも書いているが、
俺もスゲエって言われるのがクソ好き。
「はぁぁぁ。ようあんな大企業にはいれたねえっ。
すげえねええ」(@連中)
これで、「決まった」と勘違い。
大きな間違いだった。
まったく興味もねえのに、
背景だけで選んで正解のわけがねえ。
奇麗ごとかもしれんが、
多少なりとも興味があった方がいい。
「仕事は飯を食うためにする」
って考えであっても、
全く興味がねえ、ってのは厳しい気がする。
まあ、これも人によるかもしれん。
興味がなくても、実際にやってみると
興味が湧くこともあるだろうから。
じつは俺もそれに期待していた。
が、上記のように、ファクスを流してばかりいたら、
興味もクソもねえ。
「このファクスは紙を噛まんでよう流れるけんねぇぇ」
とかいったところで、クソどうでもいい。

とはいえ、今もしあの仕事をしてみると、
感覚は違うことだと思う。
興味がなくても、やっていけるのが
今俺がついている仕事なわけだが…。
それなりにやりがいはある。
まあ、それはいつか書こう。

そして、職場@ファクス工場ではどうか。
俺にやる気、またコミュニケーション能力があれば、
もっと変わってきただろう。
上の人に、どう、教えを請うか。
これはAUも書いているが、
おだてのスキルがクソ重要。
部下に教えて、いかにいい気分にするか。
この辺のスキルがあれば、
もっと変わってきたかもしれない。
あとは、飲み会とかにいかに参加するか。
これは俺的には相当厳しかった。
なぜなら、酒が飲めんから。
また、話が全く合わない奴らばっかだったし。

頑張れば良かったと思う。
とりあえず、意地で仲良くなって
心を掴んでしまえば、ニヤリと逃げれる。
そのうえ、ニヤニヤの関係を気付いてしまえば、
少々の失敗は許される。
正直納得いかん部分もあるが、
所詮、世の中ってそんなもの。
世渡りってそんなものだろう。
また、職場の雰囲気が悪いところは効率が悪い。
「ホーソン工場の実験」もそんな話だったはず。
結局、人間関係が仕事の効率を上げる。
技術屋などは、
自分に任された仕事をしとけばいい、
などと思っている人が多そうだが、
やはりいかにいい空間で仕事をするかが、
非常に重要だと言い切りたい。
ちょっとした気遣いが環境を変える。
まあ、そんなところか。

今から、就職って若い人もいるだろう。
その際の参考までに。

今日はこの辺で。
ピース。


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